LFAに憧れて


つまりこのクルマはエンジニア達の淫夢(wet dream)

言い得て妙か。
でもトヨタ系列で働く車好きの身の上としては、この車の存在はものすごく大きいもの。
アレに繋がる仕事を俺はしている、という喜びみたいなものがあります。まあ、ウチの会社はLFAの部品作ってないですが(えー)


ちなみにこの間、トヨタ本社近くで黒のLFAに遭遇。前から近づいてくるだけでオーラのある車。すれ違ったのは一瞬だけど、ミラーで確認。間違いなかった。
雑誌GQに載ってた豊田社長インタビューでは、黒のLFAに載ってるとの情報が。
社長△。

(中略)
 レクサスLFAは、そういうショービズの世界に紛れ込んできた純粋無垢な夢見る少年、己の記録を目指す孤独な美しきアスリート、あるいは特殊部隊からやってきた実物の殺し屋のようなものだ。
 LFAに乗って困惑するのは、きっとそのせいだと思う。シナリオと演出と音楽とショー要素がたっぷり詰め込まれたお馴染みの遊園地的大娯楽ではなく、おそろしくひたむきな信念と努力の美的な結実だからである。
 ニュル北コース283ラップ=5887km耐久試験。ナルド250km/h連続7000km+300km/h連続3000km/+312km/h連続2000km=12000km超高速耐久試験達成。
 10年を費やして完成した。
 空前の本物であると言いたい。

CAR GRAPHIC 2011/11(p.54)「天使の設計図」福野礼一郎




俺は高い雑誌はめったに買わないので、まずこの文を書店で立ち読み。1ヶ月経ち次月号が出て掲載号が店頭から消えたため、次に豊田図書館で借りてカラーコピー(アホ)。やっぱり手元に欲しいから書店でバックナンバーを取り寄せた。無駄なことこの上ないw
現在はCG誌上でLFAの部品が作られるまでの連載が行われているので、是非読んでみて欲しい。
(余談だが、後の号でLFAのエキゾーストノートが収録されたCD付きの号が出たため、それもやむなく購入した。満足度は高かったw)


…いつか乗ってやる。